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フィットネス業界の今後-どのマーケットを狙うべきか(サービスメニューと価格戦略)(第9回:全9回)

24時間ジム関連コラムファディー関連コラム

次に、どのようなサービスを提供していく事が求められているのか、そして価格に係わる戦略についてみて行きましょう。

フィットネスマーケットに関する考察としては、
・基本的な方向性は日本のフィットネスの参加率が欧米に比べて低いということは言えるものの、本質的にはデータほど低いとは言えない状況にあります。
・データでは日本のフィットネス参加率は3~4%程度で、欧米が15%程度となっています。
・それよりも、理解しておくべきは経済成長を遂げ、経済が成熟すると人は「美容と健康」に関心が向くことにあります。

この方向性を常に論理の中心に全ておくべきだと考えます。
故に、このマーケットは伸びると論じる方がマーケットを肯定する事に繋がります。

次のマトリックス図に関して。
この図は価格とサービス提供方法にて、プロットしたものです。

この図からもわかるように、パーソナル領域で、低価格のマーケットは空いています。
ここを狙っているのが、「ファディー」です

価格帯として、7千円付近としては、24時間ジムとファディーは同領域にいますが、提供サービス内容が異なります。
24時間ジムはセルフ型であり、それ故にフィットネス中級者、上級を対象にしたものであると言えます。
つまり一定の経験があってこそ、活用できるジムです。

しかし、初心者も運動を行う場所がないため、現状では認知度が高い24時間ジムが選択肢になりますが、ファディーの認知度が上がれば、当然にして、初心者にはファディーが選ばれることになると考えます。
なぜならば、初心者は自分に合った運動内容、方法を知りたいと考えているからです。
そして、その価値を提供できるのがファディーであると提唱します。

先の図を参考にして、下記を参照すること。

コロナの影響から、
グループレッスン提供型・・・
3密対策がパーソナル型に比べて、必要なモデルです。
そのことから、距離を確保(受入枠数の減少)が必要となります。しかし反面として距離の確保により、使えるマシンやスペースが減ることで、稼働率を落としています。結果として業績を大きく落とすことに繋がっています。

事例:

カーブス:12台のマシーン、12台の有酸素ブースで、最大24名が同時に利用するモデルであったものの、コロナ禍では有酸素ブースの利用を停止しました。結果として、マシーンのみの運動を実施したことで、30分フィットネスが実質15分フィットネスになり、利用者はわざわざ15分しか運動できないのにカーブスへ通うことに、価値を感じなくなりました。これにより、利用者の満足度は下がり、千歳烏山だけでも、5名以上がカーブスからファディーへ入会に繋がっています。

LAVA:カーブス同様に、コロナによりビジネスモデルが変化しています。もともと予約なしで利用できるモデルでしたが、現在は予約制となり、かつ一度に利用できる人数はこれまでの半分になっています。現在は予約もしづらく、利用しづらいモデルになっています。かつホットスタジオは、湿度や汗のイメージが、感染しそうとの不安を作り出しています。

これは暗闇フィットネスも同様のことが当てはまっています。

総合フィットネス
不特定多数の人が出入りしており、コロナの影響が受けやすいイメージを強く与えていると考えられます。
また利用者の年齢層が高く、コロナを特に不安視している層が多いのが現状です。
カーブス、LAVA同様に、スタジオはグループレッスンのため、利用人数の制限やそもそもグループレッスンの閉鎖が起こっています。
つまり、総合フィットネスの価値、色々ある設備という特徴が提供できないという状況にあります。

コロナの影響から、フィットネスマーケットにおける消費者心理は
①非接触型(安心安全)
を前提として、
②パーソナル(個人に合わせた内容)
によって成果追求を求める傾向が強まっています。
また、コロナだからではないものの、確実に自分だけのメニュー、自分だけのプログラムを作って欲しいとのニーズーは高く、そこに成果が伴うことが重要です。

また経済の落ち込みからも、価格は今後においてもデフレ傾向が続くものと考えられます。
つまり、リーズナブルに、自分に合った成果の出るフィットネスが求められると予測されます。
ファディーはまさにそれを実現できる業態です。

フィットネスマーケットで、取るべき戦略の方向性は
大前提  :安心安全の提供(非接触型)
成果追及 :パーソナルトレーニング/ファンクショナルトレーニング
ターゲット:「団塊Jr.世代」 (45歳前後)の女性
価格等  :低価格/通いたい放題/時間的利便性
と考えられます。

以上を踏まえて、ファディーは今後のフィットネスマーケットにおける必要な戦略を備えた事業であると提唱致します。

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