ATカンパニー株式会社
前代表取締役
浅野 忍土
フランチャイズ・ストラテジスト、浅野忍土が監修。
銀行、ITベンチャーを経て、FCコンサルティング会社であったベンチャー・リンクへ入社し、フランチャイズビジネスに携わる。
8年間、チェーン展開支援を主とした業務に従事し、牛角、しゃぶしゃぶ温野菜、土間土間、銀のさら、タリーズ、カーブスなどを多店舗展開。
結果1,500店舗以上のチェーン展開に関与。
その後、独立し、ATカンパニー(株)を創業し、FC展開を支援。
さらには女性専用AIパーソナルトレーニング「ファディー」FC本部を設立し、自らFC本部も経営している。
女性専用フィットネス分野の最大手はやはりカーブスです。筆者も前職でカーブスの展開に関与しました。当初は女性専用フィットネスという市場も十分に確立されておらず、かつ当時では非常識なシャワーなし、住宅立地での展開を行なっているフィットネスクラブはほとんどありませんでした。
そのような中で、カーブスは非常識を常識に変え、結果として、約20年で2000店舗近くの店舗展開と90万人近い会員を獲得し、ナンバーワンフィットネスブランドへと成長しました。女性専用フィットネスとして、ダントツの会員数を誇るカーブスですが、現在の会員の年齢構成は下記であります。
70代以上 | 23% |
60代 | 40% |
50代 | 24% |
40代 | 9% |
30代 | 3% |
20代 | 1% |
50代以下が37%、人数にして31万人程度の会員が存在します。
ここからは筆者の勝手な推測ですが、50代以下利用者の方々は好んで、70代以上の利用者の方々と一緒にフィットネスを行いたいとは思っていないのではないかと考えます。つまり、家の近くで、手軽に、安価に、女性専用で通える施設がない、つまり選択肢があまりない中で、カーブスに通っているのではないかと推測します。確かに、通うことで、体重減少や健康維持ができ、効果を感じているからこそ、通われているのだと思いますが、逆に言えば、新たな選択肢が同じような地域、立地に出店すれば、そこに事業とのしての可能性があるのだろうと考えています。
カーブスは女性専用フィットネスユーザーを90万人近く開拓しました。それだけの市場を開拓したのですが、だからこそその90万人の方々はそこに新たな選択肢が出てきたとき、選ぶ可能性もあると言えます。そのもう一つの選択肢として、弊社では女性専用セミパーソナルフィットネスのファディーを展開しました。ファディーも、女性専用、そして30分でトレーニングが完了し、なおかつ住宅立地に出店することで、利用者の方々へ利便性を提供しています。弊社は新しい選択肢として、このファディーをフィットネス業界に根付かせたいと考えています。
FÜRDI(ファディー)について関心のある方は、こちらから資料をご請求ください。