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失敗しないフランチャイズビジネスの選定ポイントは「経営戦略」の2つの視点で見ることにあり Vol.4

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ATカンパニー株式会社

ATカンパニー(株)は、FC営業代行支援会社として2009年に創業。
乳幼児教室「ベビーパーク」をFC店ゼロから、約2年半で220加盟開発。
放課後等デイサービス「ハッピーテラス」をFC1号店から、約2年で101加盟開発

現在は、女性専用AIパーソナルトレーニング「ファディー」の支援に注力し、全国に出店拡大中。

失敗しないフランチャイズビジネスの選定ポイントは「経営戦略」の2つの視点で見ることにあり Vol.4

※本レポートは前代表の浅野が講演した内容を書き起こし、修正加筆したものです。

●「経営戦略」としての2つの視点を持たず、失敗した事例

なぜこのような話をするのかというと、この図が重要であり、「経営戦略」の中でまず一番はじめにくるのが、“商品”と“営業”の部分について考えることだからです。
ただ、それを実行するのは当然、組織であり、人です。
弊社の場合ですと、「手段目標」と定義しています。
“組織”があって、“人材”があって、最後に“収益”があります。
ですので、経営戦略を見たときに、「このビジネス面白い」、「このビジネス伸びそうだ」と思って飛びついてはダメなのです。
私はそうやって飛びついて、多くの方が失敗するのを見てきました。

例えば、先ほどの「カーブス」です。
当たり前だと思うかもしれませんが、こんな間違いをした経営者がたくさんいたのです。
カーブスというフィットネスクラブは、女性専門です。
ということは、この組織風土は、女性一辺倒で、組織体制も女性です。
ある社長さんは建設業をされていて、今まで男性しかマネジメントをしたことがありませんでした。
これまで、どうやってマネジメントしていたかというと、できないと「ばかやろう!」と怒っていたそうなのです。
そんな社長さんが、カーブスが儲かるからといって、「3店舗やる」と言っていたので、私は「合わないから」と言って止めていたのですが、その反対を押し切って、その社長さんは3店舗出しました。しかし、1年後に3店舗とも撤退。
「社長、なぜ止めたんですか?」と聞くと、「俺は、あんな女々しいやつらをマネジメントできない」と言ったのです。
そこで私は「社長、彼女たちは女々しいんじゃなくて、女性なんです。
社長が男のように扱っていたら、そんなのマネジメントできるわけないじゃないですか」と言いました。
このような方がいらっしゃるのです。

他にも例があります。
以前、私は外食事業の提案をしていました。
それは「土間土間」という居酒屋で、一時期すごく儲かったお店です。
当時、ある建設業の経営者の方々が、日銭商売で儲かるからやりたいと言っていました。
確かに、土間土間は儲かっていましたし、商品力もあり、居酒屋の中では勝ち組でした。
しかし、その社長が取り組んだところ、結果的に売却となってしまいました。
なぜかというと、外食の場合、求める人材能力の管理項目は数十に渡るからです。
ABC分析をしたり、原価計算したり、人件費の計算をしたりと、飲食の場合、数十円単位を重ねて最終的に大きな利益を生むため、細かな管理が必要です、しかし、その社長さんには、もしくはその会社のマネジメント層は、その管理を行う能力がなかった、つまり向いてなかったのです。
その向いてなかった方を担当者に据えて展開したところ、「FL」というのですが、フードコストとレイバーコストというのは、通常、外食では50~60パーセントの間です。
しかし、この会社は100パーセントを超えたのです。
つまり人件費と原価だけで赤字になってしまったということです。
そこに家賃が乗って、販促費が乗っていくのですから、必ず赤字になってしまいますよね。

つまり、経営戦略的に正しくても、自社の人材や管理能力、社長のマネジメント能力によって、それを昇華できるかどうかは、また別の話になってくるということです。
よって、“儲かるビジネスを探す”という視点ではなく、“経営戦略の選定”という観点から、フランチャイズビジネスを選定してほしいのです。
実際、この観点を外してしまうような経営者の方が多いように思います。
まずは、経営戦略としてそのビジネスが強い戦略を持っているのかというのを見極めた上で、次にやるべきは、その事業に求められるような能力や風土など、どのような組織体制をつくるのかをきちんと加味していきましょう。
ここまでやって、ちゃんと利益が出るビジネスなのかを選定していきましょう、というわけです。

このようなことを、弊社がビジネスをご提案する際にも、ご提案させていただいております。
こういった視点を、ぜひ今一度持ってください。
もう皆さんすでにお持ちかとは思いますが、こういうことを考える機会は、なかなかないのではないかということで、ご提案させていただきました。

失敗しないフランチャイズビジネスの選定ポイントは「経営戦略」の2つの視点で見ることにあり Vol.5 に続く

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