これまで数百社に及ぶ企業様にFC事業をご提案し、実際に多くの企業様にFC事業を取り組んでいただいた経験から、お伝えをします。
失敗する企業に共通する特徴は、
大まかにはこれら3つが上げられます。
<①に関して>
先ず初めに、FCの特徴として、成功した手法を皆で共有することで、チェーン全体がさらに成長する事が挙げられます。
にも関らず、失敗する企業は、その成功ノウハウを実践せず、すぐに自己流で経営してしまう傾向にあります。
また、本部が用意する成功事例の勉強会や成功事例のマニュアルなどをしっかりと学ばずに経営すると言った事も見受けられます。
先ずは本部が推奨する方法を徹底していく事、また継続して学ぶ事が重要です。
<②に関して>
次に、社長が事業に関与せず、担当者任せになっている企業も、失敗企業の特徴です。
FCは成功ノウハウを教えてくれるのだからと、担当者任せになっている企業は失敗する傾向にあります。
FCといえども事業であり、新たな事業分野の参入と同様であり新規事業の立ち上げに他なりません。
新規事業の立ち上げは相当な労力がかかり、簡単に立ち上がるものではありません。
やはり社長自身が事業を軌道に乗るまでしっかりと見極め、適切な指示をする事が望ましいです。
<③に関して>
どんな事にでも共通しますが、他責の企業様は成功していません。本部が悪い、事業が悪い、商品が悪いなど、問題を常に外に見いだし、改善の進まない企業を多く見てきました。
常に問題を自分事と捉え、改善に取り組んでいる企業が成功しています。
以上が失敗企業の特徴です。
ただし、大前提として、しっかりと収益の出る事業を選定しなければなりません。
事業選定に失敗すれば、それだけ事業の成功確率は低くなる事をご理解ください。