フランチャイズ募集・有望フランチャイズビジネスを紹介

ATカンパニー株式会社

有望な新規事業を通じて日本に活力を
FCノウハウ

新規事業のアイデアを探すにはマーケット選定が大切!事例とともに解説

KNOW HOW

新規事業を作り上げるには「まずはどの分野に進出するのか」といったアイデアを発案するところからスタートします。アイデアを発案するにあたり、重要なのはマーケット選定です。マーケット選定とは、参入しようとしている新規事業の市場がどのような状況下か把握することです。

マーケットを考察する上で「プロダクトライフサイクル」というモデルがあります。本コラムでは、新規事業のアイデアを発案するのに欠かせないプロダクトライフサイクルの4つのフェーズについて詳しく解説していきます。




この記事の信頼性

浅野 忍土

フランチャイズ・ストラテジスト、浅野忍土が監修。
銀行、ITベンチャーを経て、FCコンサルティング会社であったベンチャー・リンクへ入社し、フランチャイズビジネスに携わる。
8年間、チェーン展開支援を主とした業務に従事し、牛角、しゃぶしゃぶ温野菜、土間土間、銀のさら、タリーズ、カーブスなどを多店舗展開。
結果1,500店舗以上のチェーン展開に関与。
その後、独立し、ATカンパニー(株)を創業し、FC展開を支援。
さらには女性専用AIパーソナルトレーニング「ファディー」FC本部を設立し、自らFC本部も経営している。

1. 【新規事業のアイデア】マーケット選定に欠かせないプロダクトライフサイクル

【新規事業のアイデア】マーケット選定に欠かせないプロダクトライフサイクル

プロダクトライフサイクルとは、新しい製品やサービスを市場投入してから衰退するまでの典型的な売上の推移を理解するためのモデルのことをいいます。

一般的な新製品・新サービスは、市場投入から市場撤退まで、導入期、成長期、成熟期、衰退期と4つの段階をたどります。市場ライフサイクルの意味合いが強く、新規事業に置き換えて考えることも可能です。

4つのフェーズを詳しく見ていきましょう。

導入期の市場

導入期は、競合がほとんどいない代わりに、消費者の商品・サービス認知度も低いのが特徴です。そのため、事業開始時にかかる広告宣伝費用が高くなる傾向があります。

当然ながら各事業者の売上は小さく、事業の収支はマイナスになることも少なくありません。

成長期の市場

成長期は、参入市場として狙うべき魅力のあるタイミングです。しかし、他社の参入も最も多い時期です。そのため、事業展開のスピードが鍵となります。

競合が多い場合、差別化を図るために自社の独自の強みがどこにあるのかを明確にし、唯一無二のブランドの確立に努めることが重要です。

成熟期の市場

成熟期は、これから起業する市場としてはあまり適切ではありません。しかし、それぞれの市場において、大きな問題点や新たな顧客ニーズを見つけることができた場合には、大きなチャンスとなります。

通常は新たなニーズを基準にして、次のプロダクトサイクルが形成されます。注意深く市場を観察し、顧客動向を掴むことが大切です。

衰退期の市場

プロダクトライフサイクルの衰退期は、市場そのものが成熟から衰退に向かうものです。そのため、市場規模や売上、利益率がどんどん下がります。

プロダクトライフサイクルの衰退期になると、各社の当該市場への投資を控える方向となり、既存の資産で最大限のキャッシュフローを稼ぐ方針に転換します。そのため、マーケティング活動も積極的に行わないのが一般的です。

2. 衰退期の市場の例

衰退期の市場の例

衰退期の市場として、パチンコ業界が挙げられるでしょう。平成7年の売り上げ高は約30兆円ありましたが、平成29年の売り上げは20兆円まで減少しています。

下記は店舗数の推移、及び今後の予測です。ピーク時の1995年前後には18,000店舗以上ありましたが、年々減少して2021年には約9,000店舗となっています。

今後も年々減少していくことが予測されます。

パチンコ業界が衰退した背景には、射幸性の制約・娯楽の多様化など、さまざまな要因があります。

実際に、当社にもパチンコ業界の企業から「新たな事業の柱を構築したい」「既存の店舗を業態転換したい」といった相談を多く受けます。

さらに、今後はAIの発達により影響を受ける産業が多くなっていくでしょう。

3. 成長期の市場の例

成長期の市場の例

成長期の市場には、フィットネス業界が挙げられます。コロナ禍前までの市場規模は右肩上がりで、2019年には約5,000億円の市場規模まで急成長しました。(帝国データバンク資料より)そして2013年から2019年までに、フィットネス会員は約140万人も増えています。

この背景には「人生100年時代」と言われ、日本人の健康や運動に対する意識がより強くなったことが大きく影響しています。また、多角化する顧客のニーズを捉えた新しい業態が出る度に市場自体が成長を繰り返すので、今後の成長も期待できます。

マーケットを選定するうえで、自身がどれくらいの規模の新規事業を目指したいのか考えることも重要です。例えば「1,000億円くらいのビジネスを作りたい」と思ったら、導入期の市場に参入するのが実現するための近道でしょう。

ただし、導入期の市場は未知なる可能性を秘めているものの、まだ広く認知されていない場合がほとんどです。膨大な広告宣伝費や時間がかかるため、中小企業にはあまりおすすめできません。

まとめ

新規事業のアイデアを発案するにあたって、まずはマーケットの選定が重要です。どのマーケットを選定するのが最適なのかは、企業ごとに異なります。

中小企業が新規事業を行う場合、市場ができていない・衰退している市場よりも、一定の規模があり、今後の成長が見込めるマーケットを目指すべきでしょう。

優良フランチャイズブランドのご紹介

無料フランチャイズ経営に役立つ情報をご提供します

ATカンパニー推奨のFCブランド

関連レポート

無料フランチャイズ経営に役立つ情報をご提供します

お問い合わせ・各種事業説明会
事業説明会へのお申し込み・各種お問い合わせなどお気軽にご相談ください
03-4500-7091平日9:00~18:00