フランチャイズ募集・有望フランチャイズビジネスを紹介
有望な新規事業を通じて日本に活力を
ATカンパニー株式会社
ATカンパニー（株）は、FC営業代行支援会社として2009年に創業。
乳幼児教室「ベビーパーク」をFC店ゼロから、約2年半で220加盟開発。
放課後等デイサービス「ハッピーテラス」をFC1号店から、約2年で101加盟開発
現在は、女性専用AIパーソナルトレーニング「ファディー」の支援に注力し、全国に出店拡大中。
誰しもフランチャイズの選定において、失敗したくないものですが、そのフランチャイズの選定で失敗しない為には何が重要でしょうか？
しかし、その問いに答える前に、もっと重要でかつシンプルな質問をしてみたいと思います。それはフランチャイズシステムとは何か？ という質問です。
これまで１０年以上、フランチャイズビジネスに携わってきた経験上、フランチャイズとは何か？ このシンプルな質問が大変重要であると思える様々な場面を目の当たりにしてきました。
つまり、フランチャイズシステムとは何か？ を理解することは、失敗しないフランチャイズ選定において、大変重要な要素なのです。
確かに良く考えれば、数多くのフランチャイズビジネスの中から、有望なフランチャイズビジネスを選定する前に、そのビジネスが採用するフランチャイズシステムに関して、しっかりと理解することがとても重要なことであると容易に理解いただけるのではないでしょうか。
ではフランチャイズとは何か？ まずはそのシンプルな質問に関して、おさらいの意味も込めて考えていきたいと思います。
『社団法人日本フランチャイズチェーン協会（JFA）』の定義によれば、フランチャイズシステムとは、『消費者ニーズにあった商品・サービスを提供する事を最終目的として、フランチャイザー（本部）が、フランチャイジー（加盟店）との間で契約を結び、自己の商標やサービスマークなどを使用させて、同一のイメージのもとに事業を行う権利を与えるとともに、経営に関する指導を行い、場合によっては、継続的にフランチャイジーに商品（サービス、原材料を含む）を供給し、これらの対価として、フランチャイジーが加盟金、保証金、ロイヤルティ（本部への定期的納入金）などを支払い、本部と加盟店とが共同して事業を進める』システムであると定義しています。
要はフランチャイズとは経営ノウハウと資本・人材・モノとの等価交換の仕組みであり、フランチャイザーとフランチャイジー双方にとって、企業成長をより加速させる為の手段と言えます。
その上で、よりフランチャイズシステムを企業経営の側面から考えると結論、フランチャイズとは経営戦略だと言えるでしょう。
結論を聞けば、誰しも「そんなこと当たり前ではないか？」とお思いになるでしょう。しかし、これまで多くのフランチャイズ加盟店を見てきて感じる事はフランチャイズ事業の選定において、フランチャイズシステムとは経営戦略であるとの強い認識のもと、フランチャイズ選定を行っていない企業が多いと感じるため、ここで今一度、おさらいをさせていただきました。
よって、フランチャイズ選定で失敗しない為には、まずフランチャイズとは『経営戦略』であるとシンプルに捉えることが重要なのです。
フランチャイズとは経営戦略であると捉えた場合、フランチャイズ選定の視点は格段に変わるのではないのでしょうか？
例えば、今検討しているフランチャイズ事業、つまり、その戦略は自社の戦略の方向性に合致しているものであるのか？といった視点で、そのフランチャイズ事業を検討することとなります。このような視点を持って、事業検討するだけで、フランチャイズ選定は格段に成功確率をあげることが出来ます。
そもそも、フランチャイズビジネス自体を取り組むべきかどうか？とも考えられますし、フランチャイズを取り組むならば、自社の経営戦略に沿ったフランチャイズビジネスはどんなものか？と考えることが出来るようになるのです。結果として意思決定の視野が広がる可能性が高いのです。
この様に思考することが出来れば、多くの加盟店企業で見受けられる、単にビジネスとして伸びそうだ！ この事業は儲かりそうだ！ といった視点だけでフランチャイズビジネスを選ぶことが無くなるのではないでしょうか？
つまり、こうした視点こそ、自社の方向性に沿った形で事業を選定する事が出来るということの第一歩なのです。
逆にフランチャイズ加盟後、失敗している方々の多くがこの視点を欠き、ある種、狭視的、近視眼的な視点で事業選定を行っているのです。
フランチャイズ選定は何ら本業の事業選定、戦略立案と変わりません。
戦略立案の一手段がフランチャイズシステムなのです。
よって、フランチャイズ選定を成功させるには、経営者として戦略立案能力を磨く必要があるとも言えます。経営戦略の立案に関してはまた別のレポートで取り上げる事とします。
まずは上記に記載した視点を持って、今一度、フランチャイズビジネスの選定を見直していただき、自社の戦略に合致したビジネス選定を行い、更なる成長を遂げていただきたいと思います。
